【ショート動画を投稿した結果】
今回ショート動画を投稿するにあたり1番の懸念点は新規が流入してくることで横動画のクリック率が下がり、動画が伸びなくなることでした。これに関してショート動画を1ヶ月運用しましたが、結論『大きく伸びていないのでわからない』というのが今の正直なところです。というのもショート動画が平均約3万再生で通常の動画と大きな差はなく、流入による属性の乱れ(テニス以外に興味のあるユーザーが入ってくること)まで至っていないからです。これは私たちの動画の冒頭で 「テニス部あるある」や「ラケットあるある」などある程度視聴者の属性を絞っている文言が入っていることも関係しているかもしれませんが、今回の目的はチャンネルの横動画と縦動画でシナジーを生めるかどうかということなので、このままテニスを主軸に置いたショート動画を投稿していこうと思います。
※視聴者維持率自体は投稿した4本いずれも100%を超えており、今いる視聴者及び初期にリーチする層には楽しめる動画になっているのではないかと思います。
ただ何も成果がなかったわけではなく、やはりショート動画は同じような再生数でも新規に多くリーチしています。今のところ特に可もなく不可もなくといったところで、横動画のクリック率、維持率ともに大きな変化はありません。
新規の視聴者が入ってきたところでクリック率や視聴者維持率は上がらないし上がる要素がないので、ショートの視聴回数が増えたときにチャンネルの横動画のインプレッション数が増えるかどうかというところだと思います。
【横と縦の接続が良くなるなら】
これで終わってしまうとまだわかりませんというだけの話になってしまいかねないので、PART1で触れたYouTube側(Google)がショート動画と横動画の接続に関して改善を図るならどういうことが予想されるかについて書いていきます。
①リーチ先をより正確にする
これは専門的なジャンルの人には1番理想的ではあるのですが、横動画とほぼ変わらず、新規にリーチしていくショート動画の特徴が小さくなります。また、これに関してはできるなら既にやっていそうなので、引き続き精度を高めていくといった程度のものだと思います。
効果:○ 可能性:△
②横動画とショート動画のリーチ先を完全に分ける
完全に分けた場合(ショートフィードは分離している)、ショート動画を見たユーザーが登録→チャンネルページのみで知るので専門的なジャンルには良いように思えますが、エンタメ系や属性を問わないジャンルの人のメリットを損なう可能性が高く、あまり現実的ではないと思います。
効果:◎ 可能性:×
③専門性の高いチャンネルだと判定された場合のインプレッションを限定する
これはショート動画が伸びていない段階で言うと負け惜しみみたいで嫌ですが、専門性が高いジャンルにとっては有効に働くと思います。ただメリット自体も小さくなり、どこまでを専門性が高いというのも非常に難しいためこの方向も現実的ではないと思います。
効果:△ 可能性:×
もちろん何の改善も図られずエンタメ系のみ相性が良く、メリットが得られる状況が続く場合もあると考えられますが、今のところデメリットは感じていないので引き続き取り組みは継続していきます。また今後上の3点について運用する中で考察等書いていければと思います。
大幅に伸びたショート動画が出てくれば、PART3以降に考察を書いていこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!質問はお気軽に。